EXAMINATION試験より、ST上昇型MI患者において、ステントのオーバーラップの有無で5年の患者に起因する評価項目(PoCE: 全死亡、MI、再血行再建)の割合に差はなかったものの、BMSの留置ではオーバーラップにより有害事象のリスクが高い傾向が見られたことが、スペイン、IDIBAPSのLuis Ortega-Paz氏らにより、8月号のEuroIntervention誌で報告された。
ST上昇型MI患者においてステントのオーバーラップが長期成績にもたらす影響: EXAMINATION試験

Ortega-Paz氏らは、1,498人のST上昇型MI患者を登録し、エベロリムス溶出ステント(EES)、又はBMSによる治療群に無作為に割り付けたEXA...