約17,000人のデータから、HDL粒子濃度(HDL-P)高値は心不全リスクの低下、大きなHDL粒子サイズ(HDL-size)は心不全リスクの上昇と関連しており、HDL-Cと心不全リスクとの間に有意な関連は認められなかったことが、アメリカ、University of Texas Southwestern Medical CenterのAmbarish Pandey氏らにより、7月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
HDLパラメーターと心不全リスクとの関連
Pandey氏らは、ARIC研究、Dallas Heart研究、MESA、PREVEND研究に登録された、心不全の既往のない16,925人(女性53.5%...