EPHESUS試験のサブ解析より、左室収縮機能障害、及び/又は心不全が認められたMI後の患者において、ベースラインの血清アルドステロン高値、ベースラインから1ヶ月後のアルドステロン値の上昇は心不全イベントリスクと関連していたが、エプレレノンの投与によりリスクが低下したことが、Tokyo Medical UniversityのMasatake Kobayashi氏らにより、8月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
MI後の左室収縮機能障害患者のアウトカムに対する血清アルドステロン値とMRAの交互作用: EPHESUS試験サブ解析

EPHESUS試験では、LVEFが≦40%/心不全が認められたAMI後3-14日の患者をエプレレノン群、又はプラセボ群に無作為に割り付けた。Kobayas...