無作為化試験のメタ解析より、MI後の患者におけるルーチンなMRAの投与は、心不全の有無にかかわらず全死亡、及び心不全の新規発症/増悪リスクを低下させたものの、その効果は心不全を伴う患者で大きかったことが、カナダ、Population Health Research InstituteのMarc-Andre d’Entremont氏らにより、9月1日号のJACC: Heart Failure誌で報告された。
MI後の患者におけるMRAの投与: 無作為化試験のメタ解析

d’Entremont氏らは、MI後の患者においてMRA投与の有無を比較した無作為化試験を検索し、基準を満たした11試験(MRA群9,064人、非MRA群...