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来院の遅れたST上昇型MI患者におけるPCI

症状発症から12時間以降に来院したST上昇型MI患者において、血行再建の施行は短期、及び長期の予後を改善したことが、フランス、Toulouse Rangueil University HospitalのFrederic Bouisset氏らにより、9月28日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。

Bouisset氏らは、2005年、2010年、2015年に、フランスにて各1ヶ月の期間で実施された全国規模の観察研究であるFAST-MIプログラムに含まれたST上昇型MI患者6,273人のうち、症状発症から12-48時間に来院した患者(1,169人)において血行再建術の影響を検討した。 血栓溶解療法を受けた患者と入院後2日以内に死亡した患者を除外した1,077人を解析対象とした。これらの患者のうち、729人(67.7%)が入院後48時間以内に血行再建を受けた。血行再建を受けた患者で30日の全死亡率は有意に低かった(2.1% vs 7.2...