PARADIGM-HF試験とPARAGON-HF試験より、レニン・アンジオテンシン阻害薬からサクビトリル/バルサルタンに切り替えた際の中等度のeGFRの低下は約10%の患者で認められたが、有害なアウトカムと関連せず、サクビトリル/バルサルタンの治療効果はeGFRの低下の有無にかかわらず一貫していたことが、アメリカ、Brigham and Women's HospitalのSafia Chatur氏らにより、4月18日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。