ODYSSEY-HCM試験の予備解析より、症候性の非閉塞性肥大型心筋症(HCM)患者において、マバカムテンによる治療は左室拡張能、左房機能の指標を改善し、左室肥大関連のパラメータは僅かに減少したが、約20%の患者はLVEFが<50%に至ったものの、薬剤の中断により回復したことが、アメリカ、Cleveland ClinicのMilind Y. Desai氏らにより、12月16日号のJournal of the American College of Cardiology誌で報告された。
非閉塞性肥大型心筋症におけるマバカムテン投与後の心エコー指標の変化: ODYSSEY-HCM試験予備解析
ODYSSEY-HCM試験では、世界の201施設より登録した症候性の非閉塞性HCM患者580人をマバカムテン(5mg/日から開始し、LVEFにより1-15...



