18の無作為試験に含まれたPCIを受けた約20,000人の患者データの統合解析から、冠動脈に中等度以上の石灰化(CAC)が認められた患者では5年のイベントリスクが高かったものの、第2世代のDESによる治療は第1世代のDESと比較して成績の改善が認められたことが、アメリカ、Icahn School of Medicine at Mount SinaiのPaul Guedeney氏らにより、6月22日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
第1世代 vs 第2世代のDESを使用したPCIにおける冠動脈の石灰化の影響

Guedeney氏らは、DESを評価した18の無作為試験に統合された19,833人の患者レベルの統合解析を行い、冠動脈の石灰化がPCI後の長期成績に影響を...