BIOSTEMI試験より、プライマリーPCIを受ける急性ST上昇型MI患者において、生分解性ポリマーを使用したOrsiroシロリムス溶出ステント(BP-SES)は、耐久性ポリマーを使用したXienceエベロリムス溶出ステント(DP-EES)と比較して、2年のTLFの評価において優れており、両群の差は臨床由来のTLRであったことが、スイス、Bern University HospitalのThomas Pilgrim氏らにより、3月22日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ST上昇型MI患者におけるOrsiro SES vs Xience EES: BIOSTEMI試験2年追跡

BIOSTEMI試験では、2016年4月から2018年3月に、多施設より症状発症から24時間以内にプライマリーPCIを受けるST上昇型MI患者を登録し、1...