意識不明の院外心停止(OHCA)患者は、OHCAを伴わないACS患者と比較してPCI後1年の死亡、definiteのステント血栓症、出血のリスクが有意に高かったが、意識のあるOHCA患者でこれらのリスクはOHCAを伴わないACS患者と同程度であったことが、スイス、Bern University HospitalのAlessandro Spirito氏らにより、6月11日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
院外心停止後の意識不明患者と意識のある患者におけるPCI後のアウトカムの比較

Spirito氏らは、単施設にてPCIを受けた連続患者9,303人を対象とし、OHCA患者を意識のある患者(147人)、意識のない患者(461人)により分...