冠動脈にDESの留置を受けた患者を対象としたSTOPDAPT-2とSTOPDAPT-2 ACS試験の統合データより、1ヶ月の2剤の抗血小板療法(DAPT)後のクロピドグレル単剤による治療は、アスピリンとクロピドグレルによる12ヶ月のDAPTと比較して、糖尿病の有無にかかわらず、心血管イベントを増加させず、重症出血イベントを抑制したことが、Kyoto University Graduate School of MedicineのKo Yamamoto氏らにより、1月9日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
PCIを受ける糖尿病患者における1ヶ月のDAPT後のクロピドグレル単剤療法: STOPDAPT-2、STOPDAPT-2 ACS試験統合サブ解析
Yamamoto氏らは、冠動脈にコバルトクロムのエベロリムス溶出ステントの留置を受けた患者において、1ヶ月のDAPT後のクロピドグレル単剤と、アスピリンと...