PICCOLETOⅡ試験の3年追跡より、冠動脈の小血管のデノボ病変に対し、パクリタキセルコーティッドバルーン(DCB)で治療を受けた患者は、エベロリムス溶出ステント(DES)の留置を受けた患者と比較して、MACE(心臓死、非致死性MI、TLR)のリスクが低かったことが、イタリア、Fondazione Ricerca e Innovazione CardiovascolareのBernardo Cortese氏らにより、5月8日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
冠動脈の小血管に対するDCB vs DES: PICCOLETOⅡ試験3年追跡

PICCOLETOⅡ試験では、冠動脈の小血管にデノボ病変を有する患者を、DCB(118人)、又はDES(114人)で治療する群に無作為に割り付けた。
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