LYTEN試験の1年追跡より、外科的大動脈弁置換術(SAVR)で≦23mm径の弁を留置し、不成功であった患者へのvalve-in-valve TAVR(ViV-TAVR)において、自己拡張型デバイスはバルーン拡張型デバイスの使用と比較して、弁の血行動態の改善が良好であり、機能状態、QOL、臨床アウトカムに関しては両デバイスで差はなかったことが、カナダ、Quebec Heart and Lung Institute, Laval UniversityのJorge Nuche氏らにより、12月25日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
小径のSAVR弁に対するバルーン拡張型 vs 自己拡張型デバイスによるvalve-in-valve TAVR: LYTEN試験1年成績
LYTEN試験では、小径(≦23mm)のSAVR弁による治療が不成功後にViV-TAVRを受ける患者 98人を、バルーン拡張型デバイス(Sapien 3/...