BIOVASC試験のサブ試験より、非ST上昇型ACSの多枝冠動脈疾患患者において、即時の完全血行再建の施行は安全であり、stagedの完全血行再建と比較して、1年のMIと予定外の虚血由来の血行再建のリスクが低かったことが、オランダ、Erasmus University Medical CenterのJacob J. Elscot氏らにより、3月25日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
非ST上昇型ACS患者における多枝完全血行再建のタイミング: BIOVASC試験サブ試験
Elscot氏らは、多枝冠動脈疾患を有するACS患者1,525人を対象としたBIOVASC試験のサブ試験として、非ST上昇型ACS患者917人において、即...