アメリカのメディケア受給者1万人以上のデータから、2017年から2020年にかけてTAVR後の伝導障害に対するリードレスペースメーカの使用率は増加しており、経静脈ペースメーカに比べて院内合併症、及び中期的なデバイス関連の合併症の発生率は低く、2年までの死亡率に差はなかったことが、アメリカ、Emory University School of MedicineのHiroki A. Ueyama氏らにより、8月12日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
TAVR後のリードレスペースメーカと経静脈ペースメーカの患者アウトカム
Ueyama氏らは、2017年から2020年にTAVR後にリードレス、又は経静脈ペースメーカの植込みを受けた≧65歳のメディケア受給者10,338人を対象...