STOPDAPT-3試験のサブグループ解析より、ACS患者において、高出血リスク(HBR)か否か、ST上昇型MI、非ST上昇型ACSにかかわらず、PCI後30日から1年のアスピリン単剤とクロピドグレル単剤による抗血小板療法により、1年の心血管、及び出血アウトカムのいずれにも差はなかったことが、Kyoto UniversityのYuki Obayashi氏らにより、9月8日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
ACS患者における高出血リスク、ST上昇の有無によるPCIの1ヶ月後からのアスピリン vs クロピドグレル: STOPDAPT-3試験サブグループ解析

STOPDAPT-3試験では、日本の72施設より登録された、DESの留置を受けたACS患者、又はHBR患者を、アスピリンフリー、又はDAPTの抗血小板療法...