実臨床で大腿膝窩動脈病変にEVTを受けた患者の平均52ヶ月の追跡データより、パクリタクセルコーティッドバルーン(DCB)による治療は、標準的なバルーン治療(POBA)と比較して死亡率が有意に低かったことが、ドイツ、Universitats-Herzzentrum Freiburg-Bad KrozingenのTanja Bohme氏らにより、9月14日号のJACC: Cardiovascular Interventions誌で報告された。
実臨床の大腿膝窩動脈病変に対するパクリタクセルDCBによる治療後の死亡率

Bohme氏らは、実臨床で大腿膝窩動脈病変にバルーンベースの治療を受け、3年以上の追跡が実施された1,579人のデータを解析し、DCBによる治療を受けた1...