RECOVERY試験より、COVID-19で入院した患者において、アスピリンの投与は28日以内の死亡率を低下させることはなく、侵襲的人工呼吸器使用への増悪と死亡の複合イベントのリスクも低下させなかったが、28日以内の生存退院率は僅かに改善したことが、イギリス、University of OxfordのPeter Horby氏らにより、1月8日号のThe Lancet誌で報告された。
RECOVERY試験より、COVID-19で入院した患者において、アスピリンの投与は28日以内の死亡率を低下させることはなく、侵襲的人工呼吸器使用への増悪と死亡の複合イベントのリスクも低下させなかったが、28日以内の生存退院率は僅かに改善したことが、イギリス、University of OxfordのPeter Horby氏らにより、1月8日号のThe Lancet誌で報告された。