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Case Sharing 経皮的止血デバイスProGlideによるECMO抜去の使用経験

済生会熊本病院 松浦 純也 氏

Background

  • Veno-arterial extracorporeal membrane oxygenation(VA-ECMO)は経皮的、且つ迅速に挿入可能であることから心原性ショックのみならず、難治性心停止症例においても蘇生の手段として使用される。
  • ECMO離脱時には、送血管は16Fr-18Frと大口径であるため、外科的カニュレーション抜去が一般的である。
  • Perclose ProGlideは非吸収性縫合糸により穿刺部の血管壁を直接縫合する止血デバイスである。
  • 動脈であれば21Fr、静脈であれば24Frまでの大口径のカニュレーションも対応可能である。
  • ProGlide止血についてはこれまでの論文でEVAR、TAVI症例において有用性が示されており、適応についても拡大してきている。
    • EVARにおける外科的止血術とProGlide止血を比較した無作為化試験であるPEVAR試験では、ProGlideの非劣性が証明された1)
    • その後、TAVIにおける止血についてもProGlideの有用性が示されておりProGlideの適応は、TAVR、TMVR等まで拡大している2)
  • 近年、ProGlideによるECMO送脱血管の抜去も報告されている3)
ProGlide-ECMO抜去の実際         Objective ECMO送脱血管抜去にお...
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