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Case Sharing 薬剤溶出性ステント留置後、超慢性期に破裂した浅大腿動脈仮性瘤の1例

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大阪警察病院 安永 元樹 氏

症例

70代 男性

主訴

歩行時の突然の左下肢痛と腫脹

現病歴

20xx年(6年前)他院にてPCIを施行。
20xx年(5年前)他院にて両側SFAに対するEVTを施行。
20xx年(3年前)6月以降、転居に伴いEVT後のフォローは途切れていた。
昨年8月頃より突然の左下肢痛と腫脹を自覚し、前医を受診。
その際に施行した下肢動脈エコー検査にて、左SFAに留置したステント部位に仮性動脈瘤を認めたため加療目的にて当科紹介となった。

冠血管リスク因子

HT、DM、DL、喫煙歴

EVT・PCI歴

6年前:
10月
11月
RCA/LADに対しPCI施行
Rt.SFA(CTO)に対しEVT施行もfailure
5年前:
7月
9月
Rt.SFA(CTO)に対しEVT施行
Lt.SFA(CTO)に対しEVT施行

既往歴

CKD、脳梗塞後後遺症、側頭葉てんかん

下肢動脈エコー図 当科で施行した下肢エコーでも、前医の所見と同様に、stent上部に径8cm弱の拍動性の仮性瘤を認めた。   ...
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