トップ keyboard_arrow_right 特集 keyboard_arrow_right 医療政策/経済/経営

【全会員無料公開中】医療業界の変革で岐路に立たされる循環器専門施設 Vol.1 ~経皮的冠動脈形成術が発展した経緯~

はじめに

1977年9月にスイス、チューリッヒで第1例目の経皮的冠動脈形成術(PTCA、後に経皮的冠動脈インターベンション [PCI]と呼ばれるようになる)が行われ、1980年以降に我が国でもカテーテルインターベンションが普及し、2000年代に全国各地に循環器専門の医療機関が設立された。低侵襲な治療法はマスコミに取り上げられ、PCIの症例数は増加の一途をたどり、昨今では全国の症例数が年間25万例を超えるまでに至った1)。今日、循環器領域のカテーテル治療は全国の1,500施設以上で行われていると言われており1)、トップ20施設で全体の10%の治療が実施されている2)

  2000年前半はカテーテル治療室1室である程度の症例数の治療を実施すれば、過剰な設備投資もなく適切な人員で経営を行っている限りは黒字経営...
この記事は無料会員登録でご覧いただけます。
TCROSS NEWSは、循環器領域に携わる医療従事者のための循環器総合情報サイトです。皆様のお役に立つコンテンツをお届けしております。
業界ニュースや最新の海外論文を日本語でお届け
全プラン
循環器内科を中心に7,000名以上の医師が登録中
全プラン
学術集会速報・オリジナル記事をどこよりも早くお届け
ゴールド プラチナ
循環器領域特化のオリジナル動画コンテンツが見放題
プラチナ
豊橋ライブデモンストレーションコース、JBCなどの提携ライブにご招待
プラチナ
有料会員満足度92%!臨床に役立つ価値のある情報をお届け
ゴールド プラチナ

有料プランにご満足いただけないときは、60日間返金保証を行っております。