CANTOS試験に代表されるように、近年アテローム動脈硬化性疾患の抑制において「抗炎症」が注目されています。CANTOS試験では高価な薬剤であるカナキヌマブの効果が報告されましたが、それ以外にも抗炎症効果を有する薬剤であるコルヒチンやメトトレキサートなどの心血管イベント抑制効果について検証されています。今回は、その1つであるコルヒチンに注目し、まとめていただきました。