本年、「2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」1)が発表され、糖尿病患者では非糖尿患者と比較して冠動脈疾患の頻度が2-4倍高く、糖尿病は血圧、コレステロール、喫煙等のよく知られた危険因子2個分に相当することが記されています。また、糖尿病診断前のHbA1c値が上昇していない耐糖能異常の段階から冠動脈疾患リスクが上昇するため、糖尿病の診断早期からの適切な血糖管理の重要性が伝えられています。今回は新たな2型糖尿病治療薬について解説いただきます。
本年、「2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」1)が発表され、糖尿病患者では非糖尿患者と比較して冠動脈疾患の頻度が2-4倍高く、糖尿病は血圧、コレステロール、喫煙等のよく知られた危険因子2個分に相当することが記されています。また、糖尿病診断前のHbA1c値が上昇していない耐糖能異常の段階から冠動脈疾患リスクが上昇するため、糖尿病の診断早期からの適切な血糖管理の重要性が伝えられています。今回は新たな2型糖尿病治療薬について解説いただきます。