症候性心房細動患者において、第一選択としてのクライオバルーンによるアブレーションと抗不整脈薬による治療を比較したEARLY-AF試験の結果が、AHA Scientific Sessions 2020のLate-Breaking Clinical Trialとして発表され、クライオバルーンアブレーションは頻脈性不整脈の再発リスクの有意な低下をもたらしたことが伝えられた。
TCROSS NEWSでは、将来的にガイドラインにも影響を与える可能性のある本試験について、済生会熊本病院の奥村謙氏に見解を伺った。
心房細動患者における第一選択としてのクライオバルーンアブレーション

EARLY-AF試験の結果についてご意見をお聞かせください。
本試験は、症状を有する発作性心房細動(PAF)303例を、第一選択治療として、クライオ...