AHA Scientific Sessions 2020のLate-Breaking Clinical Trialとして、HARP試験から、冠動脈に閉塞性病変の認められない女性MI患者において、OCTと心臓MRIを用いた画像診断はMIの原因の特定に有効であることが報告された。
世界の主要学会においてもイメージングによるMINOCA(Myocardial Infarction with Non-Obstructive Coronary Arteries)の病態解明に注目が集まる中、TCROSS NEWSでは、イメージングに造詣の深い熊本大学の辻田賢一氏に本試験結果に対する見解を伺った。
OCTと心臓MRIによるMINOCAの診断: イメージングモダリティの更なる可能性

HARP試験により、MINOCAの原因や機序の解明に一歩前進したと考えられますが、この結果に対しどのようなご意見をお持ちでしょうか。
MINOCAの...