厚生労働省の公表している「医師・歯科医師・薬剤師統計」では、2020年の調査までは循環器内科医の増加数が徐々に減少しており、増加率は2020年、2018年の調査では2%台であったのに対し、2022年の調査では3.5%と微増でしたが、美容外科医の増加率は32.4%となっています。
今回、このような現状に対して、医師であり、医療政策・医療経済学の専門家である中央大学ビジネススクールの真野俊樹教授に、国の方針に加え、日本の救急医療維持に何が必要なのかを伺いました。

真野 俊樹 教授 ご略歴
1987年名古屋大学医学部卒業。医師、医学博士、経済学博士、総合内科専門医、MBA。臨床医、製薬企業のマネジメント、大和総研主任研究員などを経て、多摩大学大学院特任教授。中央大学大学院教授、厚生労働省独立行政法人評価有識者委員などを兼務。医療・介護業界にマネジメントやイノベーションの視点で改革を考えている。