「県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院の統合再編基本計画」に基づき、播磨姫路圏域において高度専門・急性期医療を提供する中核的な総合病院として、「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」が2022年5月より始動する。
民間病院と公立病院が合併するという稀な病院事業の統合であり、少子高齢化、医師不足、働き方改革など医療を取巻く様々な課題に直面する中で医療人材の育成を目指す同施設について、TCROSS NEWSでは、初代病院長に就任した木下芳一氏と循環器内科部長の高谷具史氏にこれまでの経緯や組織文化が異なる病院の統合の課題、そして、今後の展望を伺った。