VF stormの患者が間もなく搬送されてきます。基礎疾患としてAMIが疑われており、緊急心カテの予定で、IABP、VA-ECMO、Impellaがstandbyされています。
どのような視点・指標で心原性ショックと同定し、どのタイミングでどの機械的補助循環デバイスを導入するのか?
本動画では、心臓血管集中治療医である中田淳氏に、MCSデバイスを必要とする心原性ショック患者への治療を3回にわたりご解説いただきました。今回は、主にImpella、VA-ECMOを用いた実臨床での治療戦略についてご確認いただけます。
演者: 中田 淳 氏(日本医科大学付属病院 心臓血管集中治療科)
Part 3 では、
・AMI-CS 52例を含む心原性ショック患者における日本医大の治療成績
・ショックの増悪をどのように予測し、管理するのか?
・MCSを必要とする重症症例における全身管理の重要性
などについてご覧いただけます。
Part 2のみどころ:
高度救命救急センターで使用されている心原性ショックプロトコール、症例紹介を通じて、以下についてご確認いただけます。
- 患者が初療室に到着後、ショックを同定するために迅速に確認すべき指標
- CAG/PCIに先立ち循環動態を安定させるための適切なMCS導入のタイミング
- MCS導入後の管理、そしてウィニングが可能となる指標
こんな方におすすめ:
- 集中治療管理に携わる医師
- 循環器内科や救急医療に携わる医師
- 急性期治療に興味のある医師/コメディカルスタッフ
Part 2の内容:
- 心原性ショック治療への取り組み
- Shock & Trauma Ambulanceを用いた地域連携
- MCSシュミレーショントレーニング
- Nippon Medical School CS Protocol
- 心原性ショック患者の院内動線
- 症例
- 30代男性 CPAOA case
- 10代男性 急性心筋梗塞 case
本動画は2022年8月に収録した内容です。
ライブ配信のため、画像・音声の乱れがあります。
演者の所属先は放映時のものとなります。