従来、心原性ショック症例にVA-ECMOを使用する際、後負荷を軽減するにはIABPが併用されてきましたが、2017年9月にImpellaデバイスが国内で承認され、ECPELLA(ECMO+Impella)の選択肢が新たに加わりました。

今回、済生会熊本病院の鵜木崇氏より、ショックを伴うACS患者にImpellaを早期導入することで梗塞サイズが縮小する可能性が示唆されました。Time is Muscle(早期再灌流)からPrimary Unloading Stops Timeへ。心原性ショックを伴うST上昇型MI患者において浸透しつつあるLV unloading first strategyについて、症例も踏まえて解説いただきました。

演者: 鵜木 崇 氏(済生会熊本病院/国立循環器病センター)

本動画は第12回 豊橋ライブデモンストレーションコース(2022年)より収録いたしました。演者の所属先は放映時のものとなります。