LAD中間部の短期間で繰り返すステント内再狭窄、原因は、金属アレルギー?それとも、他の要因でしょうか?
患者は生来健康な70代女性、労作性狭心症の診断にてLAD #7に対しPCIが施行され、DESが留置されました。しかし、その6ヶ月後にステント内再狭窄により再度PCIを施行するも、3ヶ月後、さらにその7ヶ月後に繰り返し再狭窄を来たしました。その後、CABGで治療しましたが、術後17ヶ月後にステント留置部位に4回目の再狭窄、さらにLITA-LADも閉塞が認められました。

【見どころ】

本番組では、治療にあたられた髙崎亮宏氏から、画像データとともに「どのような診断を下し、どのような治療戦略をとるか?」といった質問が用意され、座長、ご意見番の先生方とともにハイリスク患者の治療戦略を探っていく構成となっています。帝京大学の上妻謙氏、東海大学の伊苅裕二氏、華岡青洲記念病院の華岡慶一氏からの、数多くの症例を通じて得られた知見に基づいた考察もみどころです。

演者: 髙﨑 亮宏 氏(三重大学医学部附属病院)

本動画は第12回 豊橋ライブデモンストレーションコース(2022年)より収録いたしました。
演者の所属先は放映時のものとなります。