本動画では、非造影CTの情報とICEガイドにより造影剤を使用せずに自己拡張型弁を留置した高度腎障害を伴う大動脈弁狭窄症(AS)患者の症例から、造影剤減量の工夫について、兵庫県立尼崎総合医療センターの蔵垣内敬氏よりご紹介いただきました。

【症例紹介】

症例は80歳代女性、糖尿病性の慢性腎不全(片腎)により他院腎臓内科フォロー中であった。X年08月に、側壁のAMIで前医に入院となりプライマリーPCIが施行された。入院後に心不全が増悪し、心エコーで重症ASを指摘され、発作性心房細動も生じ、 除水・薬物療法を強化されるも、倦怠感が強く、腎機能増悪を認め、X年09月に心不全コントロール困難でAS介入目的で紹介となった。

演者: 蔵垣内 敬 氏(兵庫県立尼崎総合医療センター)

本動画は第13回豊橋ライブデモンストレーションコースより収録いたしました。
演者の所属先は発表時のものとなります。