一定の経験を積んだカテーテル治療医であれば、「ワイヤによる穿孔を経験したことがない人は?」と聞かれて、「一度もない」と答えることはおそらくないであろう。ワイヤ穿孔は高頻度に発症する有害事象であり、稀に死に至ることもある。その穿孔からタンポナーデに移行することを回避するためのハンズオンコースが全国のカテーテルインターベンショニストの間で話題となっている。その仕掛人が大阪大学国際循環器学の角辻暁氏である。
一定の経験を積んだカテーテル治療医であれば、「ワイヤによる穿孔を経験したことがない人は?」と聞かれて、「一度もない」と答えることはおそらくないであろう。ワイヤ穿孔は高頻度に発症する有害事象であり、稀に死に至ることもある。その穿孔からタンポナーデに移行することを回避するためのハンズオンコースが全国のカテーテルインターベンショニストの間で話題となっている。その仕掛人が大阪大学国際循環器学の角辻暁氏である。