日本では欧米で実施されているような臨床研究が行えず、研究の質や量に世界との差が認められる。お隣の韓国や中国でも、新しいデバイスや薬剤の導入は日本よりも早く、臨床研究は活発に実施されている。「なぜ日本では臨床研究が行いにくいのか?」、「なぜ海外からは次々と新しい研究結果が発表されるのか?」、「なぜ欧米の主要施設に新しいデバイスが集中するのか?」、それらの疑問に迫るTCROSS NEWSの「カテラボ世界紀行 ~世界と日本の違いを考える~」の取材から、欧米の主要施設には日本のコアラボ、カテラボにはない、「ヒト・モノ・カネがうまく循環する仕組み」が存在することが明らかになった。