DANAMI-3-DEFER試験の10年追跡より、ST上昇型MI患者におけるステント留置のdeferは、即時ステントを留置する従来のPCIと比較して、10年の全死亡、又は心不全入院の複合アウトカムに差はなかったものの、心不全入院のリスクを有意に低下させたことが、デンマーク、RigshospitaletのJacob Thomsen Lonborg氏により、EuroPCR 2025のContemporary challenges in acute coronary syndromesセッションで発表された。