2024年4月より開始された医師の働き方改革により、医師の時間外労働に上限時間が設けられ、多くの病院では医療水準を維持するための対策が必要とされている。第37回日本冠疾患学会学術集会では、帝京大学循環器内科の医局長である渡邊雄介氏より、帝京大学における働き方改革の現状と対策について発表された。
帝京大学における働き方改革の現状と対策

当直体制をどう維持するのか
多くの循環器内科医はこれまで時間外勤務をあまり意識しておらず、通常の勤務で定められた時間外勤務の上限時間を越えてしまうよ...