国内の3施設のレジストリーより、LVEFが>30%の患者と≦30%の患者においてMitraClipを用いた経皮的僧帽弁接合不全修復術の手技成功率、及び1年の死亡、心不全入院の割合に差はなかったことが、仙台厚生病院の松本崇氏により、第85回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
【無料公開】術前のLVEFがMitraClipの治療成績に与える影響: 日本の多施設レジストリーより
日本では2018年4月よりMitraClipが利用可能となり、2020年4月にはLVEFが30%から20%の患者にまで適応が拡大された。本研究では、201...