J-CONFIRMレジストリーの5年追跡より、造影上中等度の狭窄で血行再建がdeferされた冠動脈病変のTVF(心臓死、標的血管に関連するMI、臨床由来のTVR)の割合は11.6%であり、FFRの値が低下するに伴いTVFの割合は上昇するものの、FFRが0.75-0.80と0.81-0.85の病変でTVFの割合に差はなかったことが、小倉記念病院の藏満昭一氏により、第85回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
FFRを基準にPCIをdeferした日本人患者の5年成績: J-CONFIRMレジストリー
J-CONFIRMレジストリーでは、2013年9月から2015年6月に国内の28施設において、冠動脈の造影上中等度の狭窄病変のFFRを測定し、血行再建がd...