EARNEST-PVI試験より、持続性心房細動(AF)患者において、サブストレート(基質)ベースとトリガー(AFの引き金となる上室期外収縮)ベースのメカニズムにかかわらず、肺静脈隔離術(PVI)単独と比較したPVIへの追加のアブレーション実施の効果は一貫していたことが、桜橋渡辺病院の井上耕一氏により、第85回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Clinical Trialsセッションで発表された。
サブストレートベースとトリガーベースのメカニズムによる持続性心房細動に対するPVIへの追加アブレーションの有効性: EARNEST-PVI試験サブ解析
EARNEST-PVI試験では、関西の8施設より持続性AFに対し初回アブレーションを受ける512人を登録し、PVI単独で治療する群(254人)、又はPVI...