単施設のデータより、PCIでDESの留置を受けた経口抗凝固薬を必要とする心房細動患者において、1ヶ月の2剤の抗血小板療法(DAPT)後の単剤の抗血小板薬による治療は、1年の追跡でdefiniteのステント血栓症は0であったものの、BARC≧2の出血は約10%に認められたことが、仙台厚生病院の堀江和紀氏により、The Week for JCS 2020のOral Abstractセッションで発表された。
経口抗凝固薬を必要とする心房細動患者におけるDES留置後の短期DAPT
本研究では、2015年1月から2017年12月に仙台厚生病院にてPCIを受けた患者3,284人のうち、心房細動を有し、経口抗凝固薬を処方されており、DES...