単施設のデータより、冠動脈の分岐部病変に対する本幹へのステント留置と側枝への薬剤コーティッドバルーン(DCB)による治療の成績は許容できるものであり、8ヶ月の追跡で側枝のlate lossは-0.13mmと内腔の拡大が認められたことが、倉敷中央病院の生田旭宏氏により、The Week for JCS 2020のOral Abstractセッションで発表された。
冠動脈の分岐部病変に対する本幹へのステント+側枝のDCB拡張
本研究では、2016年から2018年に倉敷中央病院にて、冠動脈の分岐部病変の本幹にDESを留置し、側枝をバルーン拡張により治療した1,025人の患者(2,...