ST上昇型MI患者において、クロピドグレルで治療され残存血小板反応の高かった患者と比較し、プラスグレルで治療された患者では心筋サルベージ効果が高かったことが、名古屋第二赤十字病院の吉田路加氏により、The Week for JCS 2020のOral Abstractセッションで発表された。
プライマリーPCIを受けたST上昇型MI患者におけるプラスグレル vs クロピドグレルによる心筋サルベージ
本研究では、症状発症から12時間以内に来院し、プライマリーPCIを受けたST上昇型MI患者において、PCI前の抗血小板療法の種類による心筋サルベージの違い...