メディカルインフォメーションデータを用いた疫学研究より、日本のPCI患者において、6ヶ月以上の2剤の抗血小板療法(DAPT)の継続は、出血イベントを増やすことなく、心血管イベントのリスクを低下させる可能性があることが、福岡山王病院の横井宏佳氏により、第82回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
日本の実臨床におけるPCI後の抗血小板療法: 疫学研究
本研究では、日本のEBMプロバイダーであるメディカル・データ・ビジョン社が国内の急性期病院338施設より集めた臨床データを用い、ステント留置とDAPTを受...