冠動脈の分岐部のステント内再狭窄病変に対し、第1世代のDESと第2世代のDES留置後のMACE(心臓死、非致死性MI、TVR)のリスクに差はなかったものの、第2世代のDESで術後の側枝の血流が良好であり、最終キッシングバルーンテクニック(KBT)を実施した症例では実施しなかった症例よりも追跡時のTIMIフローが不良であったことが、東邦大学医療センター大森病院の矢部敬之氏により、第80回日本循環器学会学術集会のポスターセッションで発表された。
冠動脈の分岐部のステント内再狭窄病変に対する第1世代のDES vs 第2世代のDES
本研究では、2006年1月から2014年4月に東邦大学医療センター大森病院において、側枝の径が>2.0mmの冠動脈の分岐部のステント内再狭窄病変にD...