AOI-LMCAレジストリーより、LM病変にPCIを受けた患者において、3ヶ月後の残存SYNTAXスコア≧8は5年の死亡の独立予測因子であり、その影響は非ACS患者では有意ではなかったものの、ACS患者においては顕著であったことが、静岡県立総合病院の多田朋弥氏により、第80回日本循環器学会学術集会のFeatured Researchセッションで発表された。
ACS患者と非ACS患者においてPCI後の残存狭窄が予後に与える影響の違い: AOI-LMCAレジストリーより
AOI-LMCAレジストリーでは、2004年11月から2012年12月に、冠動脈のLM病変にステント留置を受けた1,796人を登録しており、うち、CABG...