STOPDAPT-2試験の事後解析より、複雑なPCIを受けた患者においても1ヶ月の2剤の抗血小板療法(DAPT)後のクロピドグレル単剤による治療は、12ヶ月のDAPTと比較して、虚血と出血の複合リスクを低下させたことが、京都大学の渡部宏俊氏により、The Week for JCS 2020のClinical Researchセッションで発表された。
【無料公開中】複雑なPCIを受けた患者における1ヶ月DAPT: STOPDAPT-2試験事後解析
STOPDAPT-2試験では、冠動脈にエベロリムス溶出ステントを留置後、1ヶ月でDAPTを中止しクロピドグレル単剤のみを継続した患者は、アスピリンとクロピ...