心不全患者の1年の死亡リスク予測においてバーセルインデックスが最も重要な因子であり、DPCデータに基づいて開発された機械学習モデル「SMART-HF」は、従来のリスクモデルと比較して心不全患者の予後予測能に優れていたことが、九州大学の遠山岳詩氏により、第86回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
心不全患者の1年死亡リスクを予測するDPCデータを用いた機械学習ベースモデル「SMART-HF」
本研究では、日本全国よりJROADHFレジストリーに登録された急性心不全入院患者のDPCデータから、心不全患者の死亡率を予測する機械学習モデル「SMART...