心房細動に対するレーザーバルーンを用いた肺静脈隔離術(PVI)は、クライオバルーンやホットバルーンによるPVIに比べ、中等度の肺静脈狭窄の発生率がより高いものの、重度の肺静脈狭窄の発生率は3デバイスで同様で、インターベンションを要する症候性重症肺静脈狭窄は稀であることが、東京慈恵会医科大学の徳田道史氏により、第87回日本循環器学会学術集会のFeatured Researchセッションで発表された。
クライオバルーン、ホットバルーン、レーザーバルーンを用いた心房細動に対するカテーテルアブレーション後の肺静脈狭窄

本研究では、クライオバルーン(CB群: 153人)、ホットバルーン(HB群: 75人)、レーザーバルーン(LB群: 92人)を用いて心房細動に対しPVIを...