STAR-ACSより、今日の日本においてACSでPCIを受けた心房細動を有する患者の大部分は、抗凝固薬にDOACが選択され、抗血小板薬の処方数は経時的に減少していたが、2年後に3剤の抗血栓療法が行われていた患者の割合はDOACが処方された患者よりもワルファリンが選択された患者で高かったことが、順天堂大学の岩田洋氏により、第87回日本循環器学会学術集会のLate Breaking Cohort Studiesセッションで発表された。
日本の実臨床における心房細動を有するACS患者における抗血栓療法: STAR-ACS

STAR-ACSでは、2017年より日本の110施設において、ACSで入院し、予定外のPCIを受けた心房細動を有する患者のうち、退院時に経口抗凝固薬を処方...