PROPOT試験の事後解析より、≧60度の角度の分岐部病変に対するPCIにおいては、至適POTが施行できたとしても不完全なステントアポジションが発生するリスクが高いことが、済生会横浜市東部病院の山脇理弘氏により、第87回日本循環器学会学術集会のHot-lineセッションで発表された。
分岐部病変に対するPCI後の不完全なステントアポジションの予測因子: PROPOT試験事後解析

PROPOT試験では、国内の14施設とフランスの1施設において、側枝の径が≧2.0mmの冠動脈の分岐部病変を有する患者120人を登録し、本幹にクロスオーバ...