約25年前から実施されるようになった心房細動(AF)に対するカテーテルアブレーションは、デバイスの改良や3Dマッピングの普及などにより治療成績が向上し、新しいエビデンスが次々に発表されている。第87回日本循環器学会学術集会にて、大阪医療センターの井上耕一氏からは、心房細動に対するカテーテルアブレーションのエビデンスが解説された。
不整脈治療Up-to-date ~心房細動患者におけるカテーテルアブレーション、最新のエビデンス~

AFアブレーションの始まり
AFに対するカテーテルアブレーションは、Haissaguerre氏らより期外収縮の起源の多くは肺静脈に存在することが...